高森のにわか 熊本県重要無形民俗文化財指定書 伝達式

 先日、「高森のにわか」 熊本県重要無形民俗文化財指定書 伝達式を行いました。
 「高森のにわか」は、最初に平成31年3月28日に文化庁の国の記録作成等を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。にわかについては、高森のにわか、高知県、岐阜県のにわか3例が国の記録選択がされています。令和2年11月20日、高森町教育委員会において高森町無形民俗文化財として指定されました。
 国の記録選択を受けたことにより、文化庁の補助金を活用することができ、令和3年度から令和5年度にかけ、9名からなる「にわかの調査委員会」を立ち上げ、文化庁、熊本県文化課の指導・助言のもと高森のにわか民俗文化財調査事業(総事業費578万円)を実施し、向上会、風鎮祭実行委員会の皆様の協力を得て、にわか、造り物、仮装行列、横町祭礼関係文書の調査を行い、調査報告書として令和6年3月31日 高森のにわか調査報告書刊行しました。
 続いて、令和6年度から令和7年度にかけて同じく文化庁の補助金を活用し、高森のにわか民俗文化財伝承・活用等事業(総事業費969万円)を実施し、向上会、風鎮祭実行委員会の協力を得て、にわかの記録映像、とくに新作のにわかが出来上がる様子や稽古の様子や向上会の皆さまへのインタビュー映像を交えながら、高森のにわか映像として記録保存させていただきました。また、造り物の制作映像、TPCに集まっている風鎮祭の映像をまとめ、アーカイブ化をはかりました。
 今回、令和5年度に刊行した調査報告書をもとに熊本県文化財保護審議会で高森のにわかについて調査・検討され、令和8年 2月3日 熊本県文化財保護審議会で県の指定文化財として答申が出て、正式に令和8年3月24日付けで熊本県教育長から、熊本県重要無形民俗文化財指定に指定されることになりました。
 評価のポイントとしては、『高森のにわか』が地域に根ざした即興的な笑いと風刺を特徴とする民俗芸能であり、長年、向上会により継承され、県内で唯一江戸時代以来のにわかの特徴を有し、今に伝えている点が評価されました。  

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